2017/10

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 はじめるまえに、拍手お礼を。
*誤字報告して下さった方ありがとうございました! うっかり見過ごしてしまうので、とても有難いです。
*拍手小話怖いですか…実は当初予定していたα版ではもっとホラーになる予定で「そんな怖い話こどもに聞かせてどうするの!?」と言われておりました…! うさぎ=かわいいのテンプレからいつしか外れてしまっておりますが、いつか書くかもしれません。(笑)

 では、2010年に読んだ本で面白かったものを。個人的な趣味嗜好に基づいているうえ、敬称略です。

*卵をめぐる祖父の戦争 (デイヴィッド・ベニオフ)
 ロシア人から見た第二次世界大戦(というか、卵を探して右往左往する話でもあり)。あの国でのWW2を題材にしたものを読んだのは、はじめてだったというのに加えて、登場人物達がとても魅力的だった、というかネタばれしそうになるくらい語りたくなる本。ペーパーバック風の装丁も好みでした。

*罪と罰 (ドストエフスキー)
 教授に薦められたりもしつつもなかなか読めなくて、たいへん今更ながら。
 私には、何でかロシア文学は『神様どこにいるの?』というのがテーマなのではないかという思い込みがずっとあって、これの上巻を読んでいる最中「ロシアらしい話だと思います…すごくしんどいです…」と申告したら、「ああ名前がもうナントカスカヤとかナントカコフとか覚えられませんよね!」と返ってきました。確かにその意味でもしんどかったです。
 でも中巻に入ってからとみに面白かった。すごく面白かった。(あっ奇しくも二冊引き続いて同じ国が舞台になってしまった)

*昭和のロケット屋さん (林 紀幸編)
 「最近面白い本ありました?」と聞かれるたびにこの本を挙げていたのですが、どうも…反応が…芳しくなかった…。ペンシルロケットから衛星まで、日本のロケット開発初期に関わった人たちの対談を集めたもの。緻密な計算の裏でいかに誤魔化しつつ無茶しつつ飛ばしていたかという。

*ドラゴンの眼 (S・キング)
 父親殺しの冤罪に問われて投獄される王子…と、王道なあらすじなのですが、伏線の張り方・収束の仕方がちょっとひねってあるところがさすがキング。カテゴリとしては児童書なのですが、大人が読んでも面白い、はず。少なくとも私にはとても面白かったです。

*一瞬の風になれ (佐藤 多佳子)
 陸上部の話で、こんなに爽やかな物語が面白いなんて…!と(笑)。数年前に同じ著者の『しゃべれども しゃべれども』を選んでいるし、どうも私はこの方の本が好きなようです。

*鳥を探しに (平出 隆)
 家族でさえも何をしていたのかよくわからない祖父の足取りを探すとともに父と自分にも流れているものを汲み取ろうとしているような…創作とエッセイの入り混じった作品。新聞で著者の記事を読んで、面白そうだと探したら、平安時代の箱枕?みたいなものすごい分厚い本だったので(本を見た母が絶句したほど)、正直誰にも薦められない…。けれども、私にとっては、言葉の選択が美しく、良かった本です。

*影武者徳川家康 (隆 慶一郎)
 関が原の戦い直前に暗殺されてしまった家康の影武者の老境越えてからの知力と胆力でのサバイバルレース(といっても間違いではないはず)。
 上からここまできて、突然この本が出てくると「えっ?」という気分になる方もいらっしゃるのではないかとは、思っている…。まとまりがないのは今更ですか。

*バレエ・メカニック (津原泰水)
 突然東京中で生じた奇妙な現象を続発しているのは植物人間状態の娘だというのだが…という、彼女にちなんで名づけられたパニックをめぐる3連作。
 最近SFづいていて、このジャンルばかり読んでいました。お勧めいただいた伊藤計劃『虐殺器官』も面白かったのですが、いまの気分にはこちらが合っていたので…。

*浪人左門あやかし指南シリーズ(輪渡 颯介)
 夏は怪談!とばかりに大変はまっていました。どれほどかというと、一巻を読み終わったその足で次の巻を探しに行き、確かあまり乗り気でないままどこかに行かねばならなかったときには(帰ったら続きが読めるんだ…!)と心の中で唱えていた記憶があります…。

*どんがらがん (アヴラム・デイヴィッドスン)
 人情あり、笑いあり、不条理あり、異国趣味あり、の、良い短編集。

と、ここまでで十冊。ですが、いつもそれ以上挙げていたようなので、以下簡略に。

*シャムロック・ティー(キアラン・カーソン):とにかく好きに理由はない、の見本のような。
*よろこびの機械(ブラッドベリ):危険なほど満足してしまう本でもある。
*イマココ――渡り鳥からグーグル・アースまで、空間認知の科学(コリン・エラード):英語の副題が好きでした…確か「なぜ私達は月に行けるのに、駐車場で車を見失うのか?」
*スロウハイツの神様 (辻村深月):おおお!と感嘆した伏線の多さ長さ。
*雷の季節の終わりに (恒川光太郎)
*死者を侮るなかれ (B・テラン)
 ↑うまく言葉にできないけれども面白かった二冊。

 映画では『親密すぎるうちあけ話』が、これまでのフランス映画に対する偏見を打ち破るほど好みでした。でもこれもどうしてよかったと思ったのかうまく表現できない…。

 長くなってしまいましたが、お付き合いくださりありがとうございました。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 どうぞよいお年を!

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